1. ローランドは、「ハードウェア・プロバイダー」から「ソリューション・プロバイダー」へ

世界中に、「音楽制作」や「楽器演奏」楽しみたいと思う人は非常に多くいらっしゃいますが、実際に楽しめるようになるまでには様々な壁があるのも事実です。

Roland Cloudでは、「ソフトウェア」「ハードウェア」「サービス」「コンテンツ」を相互に連携させることでそれらの壁を取り払い、ミュージシャンやハイエンドアマチュアの方々だけでなく、これから音楽を始めたいとお考えの初心者の皆様へも、音楽を楽しむために必要なトータル・ソリューションを提供していきたいと考えています。

 

 

Roland Cloudサービス拡充による、顧客層の拡大イメージ                                                                                       
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Roland Cloudサービス拡充による、顧客層の拡大イメージ                                                                                       

Roland Cloudについて

  • 2017年、音楽・メディア制作者向けの、クラウドを利用したソフトウェア音源のサブスクリプション(月額/年額の定額会費制)サービスとして開始しました
  • 当社の数々の伝説的なハードウェアをソフトウェア化した音源や、現在販売中のハードウェアで使用できる特別なサウンドやアップデータなども提供しています
  • 今後は、継続的な音源やサウンドの追加に加え、ローランドユーザーが音楽を楽しむことをサポートする、様々なアプリやサービスも提供していく予定です

2. M&Aについての考え方

当社は幅広い製品群を扱う総合的な電子楽器メーカーですが、全ての楽器群をカバーしているわけではありません。電子楽器のラインナップを拡充するような、また既存領域とシナジーが見込めるような分野へのM&Aは、積極的に検討する方針です。

また中長期ビジョンである、Roland Cloudビジネスの確立においては、「ソフトウェア」「サービス」「コンテンツ」を含む事業プラットフォームの構築を目指して、開発リソースなどの経営資源を積極的に投入していきます。また自社だけでなく、外部との協業や提携を通じて、様々な知見やリソースを柔軟に取り入れ、ビジョンの実現を加速していきたいと考えています。